Architect

建築家 谷内田 章夫

建築家 谷内田 章夫

【PROFILE】
1951年生まれ。1975年横浜国立大学工学部建築学科を卒業。1978年、東京大学大学院修士課程修了後、共同主宰でワークショップを設立。1995年、谷内田章夫ワークショップを設立。2008年度に『Court Modelia 祐天寺』、2010年度には『Modelia Brut 都立大』、2012年度『インゲン』、2014年度『Modelia Brut南品川』でそれぞれグッドデザイン賞を受賞。その他東京建築士会住宅賞など数々の受賞歴を持つ。

Design consept

経堂は住宅地として成熟した文化があり、近年若い人が増え暮らしやすさが評価されている街だと思います。そこで今回は、いい意味で閉ざされた“交流の場”がこの街に合っているのではと考え設計しました。一見集合住宅というよりもコートヤードを取り囲むように建つ2つの棟によって生まれた“ひとつの街”、それもエーゲ海にある白い集落のような印象を受けるのではないでしょうか。そして、共用廊下ではなく各部屋すべてコートヤードからダイレクトインでき、室内は立体的な空間設計となっています。2階~3階のメゾネットタイプは天井高5mの2層吹き抜けで、スキップフロアがダイナミックにつながった空間です。実質5つのフロアがあり、これは坪数や平米数に表れないので、間取りの数値以上に広く開放感を感じてもらえるかと思います。照明も間接照明により、この空間性を強調する工夫を凝らしました。我々でも実際に体感しないとわからない、言葉で伝えるのが難しい空間造りにチャレンジしています。この想像しえない空間体験をぜひ楽しんで欲しいですね。

Works

GOOD DESIGN AWARD  2008,2009,2010,2012