Design & Equipment

Appearance

すべてが正方形をモチーフに表現されているファサード。ランダムに並んだ窓が端正な正方形とのリズミカルな対比を生み出します。窓枠の回りには奥行きを持たせ、コンクリート打放しの壁面に適度な軽やかさを与えました。多様な文化を持つ成熟した街に調和する、懐の深い存在感を放ち続けます。

Entrance

緩やかな階段となっているアプローチは、かつて神楽坂が階段状になっていたことにインスピレーションを得ています。行灯に見立てた照明と石畳状に敷き詰めた瓦タイルが、粋で華やかな江戸の情緒をほのかに感じさせます。一日のプロローグでありエピローグでもある、気持ちを切り替える場に相応しい佇まいです。

Inner plan

プレーンな仕上げの中に、正方形の窓とそれを取り囲むウォールナットの木枠がアクセントとして引き立つ室内。最上階のペントハウスは、専用階段を玄関ホールへと取り込み、ルーフバルコニーとガラス張りのヌックの2つを要する日常とはひと味ちがった空間をご用意しました。このデザインエレメントを暮らしにどう取り入れるかは住まう方の創造性次第です。

Equipment

設備・仕様はデザイン性だけでなく素材や使い勝手にもこだわって厳選しました。ぬくもりを感じるウォールナットのシューズボックスや巾木は、スタイリッシュな間接照明やシステムキッチンなどとも有機的に融合しています。これらの選び抜かれたアイテムは、自らがインテリアをコーディネートする喜びをより一層高めてくれるはずです。